今回は「定期テスト対策」について、2022年6月に投稿した記事を2026年版にしてお届けします。
中学受験と高校受験のどちらを選ぶべきか悩まれている保護者の方にも参考にしていただける内容かと思いますので、ぜひご一読ください。

まずは定期テスト対策の目的である内申点の話から。内申点とは学校の評定(通知表)のことです。中学校では「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で内申点が決まります。
高校入試における内申点の重要さは、よくご存知だと思います。実際高校入試では、推薦や併願などで重要な判定基準として利用されるため、ほぼすべての高校受験生にとって、内申点の確保は非常に重要な問題です。
内申点と高校受験との関わりについては、以前投稿した次の記事を参考にしてください。
定期テストで評価されるのは、3つの観点のうち主に前者2つです。もちろん、テストの点数のみで評価されるのではなく、実験のレポートやグループワークや発表なども評価の対象になりますが、定期テストの点数が基礎点になるのは間違いありません。
※余談ですが「主体的に取り組む態度」も、内申点を決める際に大きなポイントのようです。例えば、テストの点数が100点に近くても、提出物が期限までに出せていなかったり、授業態度が先生から見て思わしくない場合(特に男子は注意!)は内申点で「3」が付くこともしばしば。普段から何事もしっかり取り組むことが大切です。

さて、指導要領改訂以後、定期テストの「思考力・判断力・表現力」に関わる問題が大変難しくなったように思われます。例えば数学では誤っている式を示し「何が間違っているか」を説明させたうえで正しい式を示すように求めたり、英語では英文で示された意見文に対して「あなたはどう思いますか」と英文で答えさせたりするような出題が見られるようになりました。授業内で扱っていない初見の英文を出題するテストも増えてきている印象です。より高校入試問題に近い出題がなされるようになってきている、と言っても良いのではないかと思います。
とはいえ、定期テストは範囲のあるテストなので、準備さえ怠らなければそれなりに点数は取れるはずです。ひのきでは各教室が地域の事情、生徒たちのニーズに応える形で、いろいろと工夫した対策を講じています。そのいくつかをご紹介いたします。
定期テストが近づくと、塾のカリキュラムを一部止めてあるいは並行して、通常の授業内でテスト対策授業を実施しています。講師はテストの重要単元を解説したり、個々の学校のワークなどを机間指導したり、何人かをまとめてポイント解説をしたり、生徒の状況に応じて様々なサポートをします。
多くの中学校では指定のワークを配布し、定期テストごとに範囲を決めて提出を義務付けているようです。ただ、これだけではテスト勉強としては足りません。そこで希望者を対象に教室で「教科書準拠の塾専用ワーク」を販売しています。学校で配布されたワークは学校の進度に合わせて、定期テスト前のまとめの学習用として、塾販売のワークを使うようにすると良いでしょう。

テスト直前には「とにかく静かに勉強できる場所がほしい」と云う生徒もいます。「家にいるといろいろと誘惑もあって…(^^)」。そこで「教室開放(自習室)」です。テスト直前の休日、教室を自習室として開放しています。
このとき「基本的には自習したいが、ときどき先生のサポートが欲しい」という生徒も意外と多いものです。そこで教室開放より1歩進んで「チューター付きの自習室」を設置する場合もあります。各自、ワークや対策プリントあるいは学校の教科書を持ってきて学習しながら、分からないところはチューターに質問するという形式です。チューターから声がけすることもあります。
ひのきでは自立学習システム「eトレ」を導入しています。教科書に準拠した問題が豊富に用意されているので、テスト前に範囲の内容の問題演習を充分に行うことが出来るのが魅力です。また、一部教室では「理社マラソン」という理社に特化したイベントも実施しています。さらに、「eトレ」を利用した一部有料のテスト対策を実施している教室もあります。1コマあたりの定員を設けていますので早々と〆切になる時間帯も出る人気のコンテンツです。
ひのきでは中学部で英語4技能学習アプリ「ELST®」を導入しています。中学校の英語教科書に100%準拠し、英単語と本文の学習を4技能をフルに活用して進めることが出来る優れた教材システムです。また本文以外の発展学習のページ(例:Sunshineの「Power-up」「Step」「WebWord」等)も同様に学習することができます。ひのきでは、中学部に在籍する全ての生徒が「いつでも」「どこでも」「無制限で」利用することが可能です。

以上のように、ひのきでは様々な定期テスト対策を実施しています。とは言え、一番大事なのは生徒本人の意欲と危機感です。定期テストは普段からの学習がものを言います。そして、本当の目標はその先にある範囲の無い(中学で履修する全てが範囲の)高校入試の問題に対応できる学力を付けることです。それを決して忘れずに定期テストに臨んでください。皆さんの健闘を祈っています。
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