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夏休みの過ごし方

2022年07月30日 13:00:00

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イベントその他

夏期講座が始まりました。受験生は秋以降の単元学習・入試演習につながるよう、計画的に取り組む事が求められます。また、今年はまだ受験生でない学年にとっては自分の弱点を見つめなおし、克服するまたとないチャンスです。今回は、夏休みの時間を有効に使うためのアドバイスをお伝えします。

 

国語科
アタックコース
国語の点数を安定させるために必要なのは、まず語句や漢字の知識をしっかりと身につけることです。知識をしっかりと自分のものにするためにはくり返し勉強することが最も重要なのですが、普段は毎週毎週の宿題に追われてなかなか復習ができていないのではないでしょうか。そこで、比較的時間のとりやすい夏休みに、知識分野の総整理をしましょう。小4・小5の皆さんは、夏期講座前までに学習した「新演習」や「漢字日記」の知識部分や夏期テキストの知識のページを中心に復習すればいいと思います。小6の皆さんは秋以降の入試実物演習に役立てるため、夏期テキストや小5・小6の「漢字日記」の知識部分などを利用して、入試に頻出するような基本的な知識をマスターしていきましょう。

また、読解分野の力を伸ばすには、やはり文章にたくさん触れることが重要ですので、小4・小5の皆さんはできるだけ読書をしましょう。読む本はどんな本でも構いません。本選びは自由に、自分が楽しいと思えるものから読み始めましょう。読書の際に意味が分からないことばが出てきたときには、必ず辞書を引く習慣を身につけましょう。ただ辞書を引くだけではなく、ノートなどに書きだすのもいいと思います。ことばを多く覚えることで、文章が理解できるようになってきますので、辞書を引くことは、ぜひ習慣づけて下さい。
ただし、小6の皆さんは受験まであとわずかですので、自由に読書というわけにもいきません。夏期テキストや演習問題を通して多くの文章に触れると同時に、指示語や接続語などの基本的な設問に答える力を固めていきましょう。


プライム小学生・中学生コース
「国語の勉強はどうすればいいか」という声をよく聴きます。他の科目に比べ、国語はすぐに効き目のある勉強法がイメージしにくいので、手薄になってしまいがちです。しかし、国語にも勉強の仕方がありますし、むしろ国語こそきちんと勉強しなければいけない科目です。夏休みのまとまった時間を使って、以下のポイントに注意して取り組んで下さい。

①語彙力を身につける
まずは意味を知らない言葉、うまく説明できない言葉に線を引っ張ってみましょう。例えばこの言葉はどうですか?
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[あながち、いぶかる、おしなべて、おもはゆい、すたれる、とりなす、わずらわしい]

カタカナ語も多く出て来ます。これらはどうですか?

[イデオロギー、エキスパート、ドキュメンタリー、ポピュラー、モラル、クレーム、ニュアンス]
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これらは入試問題で当たり前に登場する言葉です。いくつわかりましたか?
テストでもテキストでも知らない言葉に出会ったら、まずは必ず意味を調べることを徹底しましょう。

②「3つの意図」を区分する
国語の問題には「A:文章の作者」「B:問題の作者」「C:読者=解答者」の3つの[視点・主観・意図]があります。このうち受験生が注意すべきなのは、Bです。文章を読んで、感じたこと(C)を自由に答えるのではなく、あくまで「出題者が文章を素材に何を答えさせたがっているか」を設問から読み取ることが大切です。
文章のどこを根拠に、どう答えるのか。出題者は必ず根拠のある問題を作ります。受験生はそれを正しく読み取るため、じっくりと設問条件を読みこむ必要があります。

③解答力を磨く
入試には制限時間がありますので、時間を意識して問題に当たるべきです。テキストの問題は必ず時間を設定して、緊張感を持って取り組みましょう。また、テストは結果よりもその後の活用の仕方が重要です。特に国語では、解答・解説をよく読んで間違えたところを振り返り、なぜ自分の答えでは正解とはならないのか、その「根拠」についてじっくり考えてみて下さい。見極めて、やり抜くことが大切です

★夏のオススメ勉強法
①意味調べノートを作る
夏期テキスト、学校の宿題、その他の本や新聞で知らない言葉を徹底的に調べて、ノートに記録しておきましょう。辞書を丸写しする必要はありません。その言葉の意味の中心となる部分を、手短にまとめて書きましょう。電子辞書でもネットで調べても構いません。同じ言葉を何度も調べてしまうこともありますが、それでもいいのです。1冊、2冊と仕上げていくうちに、揺るぎない言葉の力が身につくでしょう。

②コラムの書写
新聞のコラム(天声人語や編集手帳など)や社説を書き写してみましょう。文章を書き写し、その豊かな語彙や正確な文法を自分のものにしていきましょう。時間を計る(15分前後が目標)ことが効果的です。最初は意味のわからない文章もありますが、上達すると文章を一度頭に入れてから書くようになるので、スピードも上がります。このレベルになれば自分でもかなり色々な文章が書けるようになっているはずです。

③漢検の取得
漢検は漢字の書き取りだけでなく、同音・同訓異字、類義語・対義語、四字熟語など、語彙を鍛えるにはうってつけの内容です。級が設定されているので目標にもしやすいものです。ぜひ漢検合格を目指して頑張ってみましょう。

 

算数・数学科
夏休みに向けて今後の勉強をどうするべきかを考える時期ですが、この時期に今後の勉強の仕方を考えることは、夏の勉強にとどまらず年間の効果的学習について考えることでありとても大事なことです。これまでの自分の学習の仕方を振り返り、今後に向けてのしっかりとした学習計画を立てながら勉強への取り組みを考えてみましょう。

アタックコース
夏休みまでに年間カリキュラムの半分が終了します。小6は新たな単元は全部終了です。アタックコースの学習内容は分量的にもレベル的にもかなりきついもので、それらがぎゅっと詰め込まれています。前半が終了しましたが、これまでに習ったものをほぼすべて習熟している人はごく稀です。例年、習った内容が十分消化されずにこの時期まで来てしまった人が多く見受けられます。無理もない事で、毎週の新しい単元に追われる中で、じっくり分からないところで立ち止まって考えるというのはなかなかできないものです。
算数はあるところでつまずくとそれが後の学習に大きく影響して苦手意識を持ってしまうことがよくあります。ここでもう1度これまでに習った事柄を1つ1つ振り返り、自分なりに理解して今後の学習に備えましょう。

① 夏期講座の授業に全力でぶつかっていきましょう
夏期講座での学習は、これまでに習った内容の復習が中心になります。夏期講座に全力で取り組むこと、これが今までに習ったことを着実に身に着けるための第1段階でしょう。本気で取り組んで下さい。

② 自分なりに弱かったと思う単元をここで克服しておきましょう「ここがよく分からなかった」と思うところを、今まで使ってきたテキストでもう1度やり直します。やり直してみるとその時、分からなかった内容が、結構よく分かるものです。例題・類題を直してから、基本問題か練習問題を実際に自分で解いて下さい。やはり分からないという問題は先生に質問しましょう。自分で解いてみなければ質問は出てきません。

③ この時期に計算力アップを目指しましょう
必要とは思っていても、普段なかなか計算力をつけるために多くの時間を費やす余裕はないものです。計算力なくして算数の実力を上げることは無理です。計算力はやれば必ずつきます。時間をかけて練習しましょう。計算日記の計算問題でも市販の計算ドリルでも何でもよいですから、たくさんの計算問題を正解が出るまで実際に自分で解くことを実行して下さい。

最期に、これは夏休みに限りませんが受験勉強をするときは次の諸点を常に念頭に置いておいて下さい。

10分を大事に 「時間がない」ということを言い訳にしていませんか。まとまった何時間はなくても無駄に過ごす10分がどれだけたくさんあることか。10分を無駄にしない人が時間を有効に使う人です。
集中して問題に取り組んで気をそらせない ただ長い時間机に向かって、勉強した気になっていませんか。だらだらと使う1時間よりも集中した10分の方が学習効果は上がるものです。入試は限られた時間での勝負。入試で実力が発揮できる人は、普段集中して勉強している人です。
チャレンジ精神を忘れない 気持ちで負けていては入試を乗り越えられません。入試に向けたこれからの勉強では、めげそうになることもいっぱいあります。目標に向けてチャレンジする姿勢さえあれば何とか乗り越えられるものです。どんな時も気持ちの切り替えが大事です。

プライム小学生コース
小学部プライムコースの生徒に必要なことは、丁寧な学習、地道な努力です。高校受験という遠い目標に向けた先の長い学習の途中ですので、ともすれば取り組み姿勢が揺るぎかねません。割合、面積、速さ、整数、計算力はどれをとっても中学数学に必要不可欠な知識、考え方です。これらの理解が弱いために中学数学で苦労している生徒を非常に多く見てきました。学習内容の前倒しがあったり、同じ単元でも要求レベルが高まったりと、以前と比べれば小学校の算数はかなり難しくなっています。これまで以上に時間をかけて1つ1つの学習内容を習熟していかなければなりませんので、しっかりとした姿勢で夏休みおよびそれ以降の勉強に臨んでほしいと思います。

これからやることは、まず夏期講座での復習を通して、習ったけれど習熟には至っていない内容をしっかり身に着けることです。次に平常授業で使っているテキスト中の、時間その他の都合でやれなかった問題をすべて自分でやることです。さらにやれる人は、重要単元・苦手単元の習熟学習プリント(教室の先生に出してもらって下さい)で、一層の習熟を図って下さい。

計算力もこの時期に鍛えておきましょう。テキストと併用の計算ドリルのやってないところは是非やっておいて下さい。

速く解ける、深く考える、正確に答えを出せるためには、たくさんの問題を解く以外には方法はありません。無理をせず、楽しみながら積極的に問題を解いて下さい。

プライム中学生コース
【中1】
学校の授業ではまだそれほど多くは進んでないかと思います。中学数学の初めは「正負の数→文字式→方程式」と続く長い一連のつながりで、数学の基本的な形式が形成される大事な時期です。算数でやり慣れた解き方は一旦脇に置いて、数学的な考え方や形式を身につけなければなりません。ここを怠ったために、ずいぶん経って「何もわかっていない」「やっていることが滅茶苦茶だ」と言われる例が、毎年かなり見受けられます。こうなってから修復を試みるのは相当の労力を要し学習全体の伸びを阻害します。
この時期はどうすればいいかというと、決められた規則に従ってノートに途中経過を書くことです。「書かなくても分かる」という姿勢が結局は先ほどの例につながります。今は難しい問題、奇をてらった問題をやる必要はありません。丁寧に、着実に形式を踏めるようにして下さい。中学になってからの学習をしっかり見直して、修正すべきところは早く直して下さい。

【中2】
中学3年間の中で、最も「しっかりした勉強姿勢」を維持しづらい時期です。学校に慣れ友だちとの関係もでき、部活では主要な地位にたち、高校受験までは間があるということで、とにかく勉強での地道な努力を忘れがちになり楽しめる生活に走りやすいものです。
そういう時期だからこそ、この1年をどう過ごすかが受験に大きな違いを生むとも言えます。この時期をどう過ごすか。自分で勉強時間、勉強するもの等にルールを作ってください。基本的にはひのきのテキストか学校の教科書で十分ですが、これまでの弱点を克服するために何かをやろうとか、積極的に発展学習にチャレンジしようとか思う人はやるものはいくらでもあります。何を学習するかについては教室の先生と相談してみてください。

【中3】
もう入試直前という気持ちで毎日を過ごして下さい。すべての単元を終えた上で、入試問題演習を行う期間として最低でも3か月はほしいところです。従って9月末あるいは10月半ばには中3内容を全部終了できるのが理想です。学習速度は速かったと思いますが、必死についていってほしいと思います。「乗法公式→平方根→2次方程式→2次関数」と続く流れに、どこかで乗り損なうと大きなつまずきになってしまいます。「やるべきことを一切後回しにすることなく、数をこなして、その都度習熟するまでやりこなすこと」に全力で臨んで下さい。総合問題、入試演習が始まってから中3内容をやり直すようなことだけは避けたいものです。

今後の学習では入試を見据えていろいろな見方、考え方をする問題もたくさん出てきます。これまでのように同じような内容の問題を繰り返しやりながら慣れていくということはなくなります。今やった問題はそれだけで身につけなければなりません。そのためには、必ずやり直しをしてその時に理解するようにして下さい。それでなければとても受験対応の授業にはついていけなくなります。
また、この時期からは見据える受験校も様々になります。自分にとって必要なことは何かを常に考えながら問題を取捨選択することも要求されます。「何を」「どこまで」やるべきかを迷ったら早めに教室の先生に相談して下さい

 

英語科
中学校の英語は今年から指導要領が大きく変わり、今までよりかなり難しくなりました。しっかり勉強をしないとすぐに苦手科目になってしまいますから、夏休みには時間をたっぷりかけて学校とひのきで学習した内容を復習するようにしましょう。

【中1】
昨年まで夏や秋に勉強してきた単元が最初から一度に出てきます。特に中1英語の最重要単元である『be動詞と一般動詞』が並んで扱われるので、文法(文の決まり)をきちんと理解して、繰り返し練習することが不可欠です。複数形も早い段階で扱いますが、この単元はひとつの文の中で何か所も書き変えなければならないため、頭で分かったつもりになっても正確な文は書けません。

(例)複数形への書き換え
 This is a pen. ⇒ 
These are pens.

日本語でもそうですが、言葉は何度も繰り返し「使う」ことで身につくものです。音読し、書くことを毎日の課題にしてください。また、覚えなければならない単語の数も非常に多くなります。漢字の練習と同じように実際に書いて覚えていきましょう。

【中2】
毎年中2の英語でつまずく人がとても多いのです。それは、ひとつの単元で覚えなければいけないことが中1の英語よりずっと増えるからです。例えば、中2のはじめの方の単元である「未来の文」や「助動詞」でも、同じ意味の書きかえが出てきますが、正確に覚えていますか? 「助動詞」は、中1で学んだcanのほかに will, must, may, should などを意味とともに覚えなければなりません。そのほかにも、manyとmuchのちがい、little と a little のちがい、little とfew のちがいなどは大丈夫ですか?

夏は英語のノートを作りましょう。そして1学期に学んだ英語の、「覚えなければならないもの」をきちんとまとめてみましょう。学校の教科書や塾のテキストに書いてあることをひとつにまとめて見やすいようにしておく。これが英語上達の第一歩です。

【中3】
英語は積み上げの科目です。中3で英語が不得意な人の大部分は、中3の単元だけが苦手なのではなく、中2までの単元がよく分かっていなかったり、忘れてしまったりしている人たちです。この夏は自分の英語を総点検しましょう。指導要領の変更で、これまでは高校の単元だったものも中3の範囲になったのですが、そのどれもが中学英語がきちんと身についていないと完全には理解できません

また中3の1学期の単元である「現在完了」や「不定詞構文」、その後の「分詞」や「関係代名詞」は内容が複雑で習得が難しいのですが、高校入試では非常に多く出題される単元です。この夏は自分だけの「英語ノート」を作りましょう。中2の単元も含め、重要事項をまとめ、そのノートを見れば問題がある程度解けるものを作って身近に置いておくことで、秋からの受験勉強が充実したものになります。

 

理科
アタックコース
理科の勉強法については多くの人が誤解をしています。その大きな原因のひとつが、理科は暗記科目だという思い込みです。生物の分類や天体の名称、化学の指示薬など、たしかに暗記単元は存在しますが、理科全体からみれば一部にすぎません。
多くの単元では、仕組みを理解する必要があります。種子の発芽の対照実験や光の屈折など、どの部分をどのような視点から聞くのかによって、問題の設定は変わってきます。これをすべて暗記によって乗り切ることはほぼ不可能でしょう。「●●だから、△△になる」という因果関係を、国語の問題文を読み取るぐらいのつもりで学習していくことで知識同士に関連性が生まれ、仕組みの理解へと発展していきます。理解の伴った知識は、使いやすくて忘れにくいものとなるでしょう。
しかし、こういった勉強によっても解決しにくい単元が存在します。電気(物理)、力学(物理)、水溶液(化学)、天体の動き(地学)の4つは、解法を習得するという少し別な視点が必要となります。原則となる知識はごくわずかにもかかわらず苦手で全く点を取れない単元となるのは、解き方を身に着けるという意識がないからです。

解法の習得に必要な練習は、3つです。
①授業中、問題を解くコツを聞き逃さないこと、
②分からなくなったところを、ごまかさずに質問すること
③正しいやり方を身に着けるという意識で、自発的に繰り返し練習すること
、です。

この4つの単元は、正しいやり方で繰り返し解きなおすことで問題がどんどん易しく感じられるようになります。
夏休みは4テーマを苦手な順に並べて、最も苦手なテーマから順に1つずつ苦手でなくしていきましょう。それが、この夏の最も効率の良い偏差値アップの勉強法です。

プライム中学生コース
理科の学習で最初に意識しておきたいのは、分野で勉強法が異なるということです。
生物・地学は、単純な暗記量がものをいいます。まずはしっかり覚え、一問一答形式の問題で確認していくことで、全体的な理解が得られていくはずです。
化学は、まず問題を解き始めましょう。問題を解きながら覚えていく事が最も効率の良い化学の勉強法と言えます。間違いを直しながら単元全体の理解へつなげていきます。
物理はやや勉強法が異なります。力学や電気などに不安があるという人は、暗記に頼っている勉強法を変えなければなりません。まずは、授業で原理を聞くことが最初のステップです。ポイントをすっきりと教えてもらえるはずです。
とはいっても、苦手意識が高い理科です。もう少し具体的に書いてみましょう。

Q. 知識が足りなくて問題に手が付きません・・・
覚える作業は「手を動かすこと」が欠かせません。どうしても問題に手がつかない場合、最初にやる作業はテキストなどを活用して、ノートにまとめをつくることになります。そして次の段階の「問題を解くこと」が、実際の得点につながる勉強です。問題を解き、間違いを見直すことで、不足している知識や読み飛ばしていた事柄をあらためて確認し、次の勉強の方向性をつくりましょう。間違いにつながった点もノートに書き込んでいきましょう。そのためにもノートにはふんだんにスペースを空けておくことをお勧めします。

Q. どんな問題を解いたらいいですか?
まずは一問一答形式の問題で知識不足がないかチェックすることから始めましょう。ここを完璧にできれば入試問題でも6、7割の正答率が見込めます。ひのきの中学理科では、一問一答形式の学習プリントを全単元で用意しています。このプリントを繰り返しやることで、苦手な単元を一つずつつぶしていけるはずです。次の段階としては、これまでの月例テストを解き直すことが有効です。

Q. どうしても計算問題が苦手です・・・
計算にもいろいろありますが、計算問題には決まったパターンがあることに注意して、すぐ取り組み始めましょう。単位量(密度・圧力)、比例(ばねの伸び・酸化・電力)、反比例(オームの法則)、1次関数(ばねの長さ・地震)、2次関数(ころがり、落下)、差をとらえる(蒸散・湿度・地層)といったパターンごとに、使う数学の方法を意識しながら問題を解いていきましょう。つまった時は先生にすぐ質問すること。納得したらまた問題を解く、これをあきらめずに繰り返すことで、徐々に自力で解ける問題が増えていくはずです。

 

社会科
アタックコース
【小4・小5】
ここまで学習した地理の内容はきちんと覚えていますか?少なくとも、夏期テキストや新演習のトレーニング(一問一答)の問題は、答えが正しく書けるようにしておきましょう。特に5年生は秋から半年あまり歴史の学習に入り、しばらく地理を学習する機会がありませんので、秋以降に延ばさず、この夏である程度完成させておきたいですね。

【小6】
上巻でようやく3分野の学習を終え、この夏は総復習となります。とくに、単元をこえてつなげておきたい地誌や通史など、この機会に取り組みましょう。さらに、分野を超えてさまざまな知識が関連付けられるようにすること。たとえば、「東京都」ならば、5年生の前半までに学習した内容に、さらに歴史(江戸幕府など)や公民(国政関係など)が加わります。分野をこえた出題に対応できるように、今できるところから始めましょう。

新しい学習指導要領や最近の中学入試の傾向を受け、アタックテストなどでも用語を漢字で正しく解答させる問題が増えています。都道府県の漢字のように教育漢字に配当されている字はもちろん、それ以外でもテキストに漢字で出てくる用語は必ず漢字で書けるように、いつもしっかり練習しておきましょう

書くということで言えば、まとめノートづくりもオススメです。あとからいろいろ書きこめる程度の余裕をもってまとめておくと、後々まで使えて便利ですよ。地理分野だと白地図、歴史分野だと年表などを作って、整理しましょう。

プライム中学生コース
【中1・中2】
1・2年生は、高校入試に必要な知識の学習と同時に、定期テストに向けての準備が必要です。定期テストで、社会はしっかり得点源にできていますか?直前の一夜漬けに頼るような学習では、今後のためにも役に立ちません。日頃から次のテストに向けて少しずつ準備を重ね、確実に自分のものにし、直前になって焦らないようにしましょう。とくにこの夏は、その習慣づけに向けて一歩踏み出しましょう。

【中3】
理社を受講している人のほとんどは公立志望だと思いますので、当面の目標は「2学期の内申点をいかに取るか」ということになってきます。ここまでしっかり積み重ねてきた人も、ようやく尻に火が付いた人も、目指すタイムリミットは同じです。それぞれの状況に合った学習をしましょう。
特に、この夏から始めた人はまず計画をちゃんと立てましょう。進み具合や他教科とのバランスをよく考えて。1回の時間は短く、分量は少しずつ、でも回数は多く、が長続きできます。自分のペースでできるように、意識してみてください。

 

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