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2022年度 入試終了

2022年03月16日 16:00:00

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イベントその他

3/1(火)の東京都立、神奈川県立の高校入試の合格発表を待って、1月の中学入試から始まった2022年度の長い長い入試シーズンが全て終了しました。受験生および保護者の皆さん、大変お疲れさまでした。いまはホッと一息ついていらっしゃることと思います。ただ皆さんの学生生活がこれで終わるわけではなく、新たな始まりを迎えるのですよ。一休みしたら次の目標に向かって、ぜひ良いスタートを切ってください。

さて、今月からひのき通信で不定期にいろいろな記事を書いていきます。今回は入試についてのです。

【中学入試】
各教室からの報告では、多くの受験生が第一志望校の合格を勝ち取っているとのことです。皆さん誠におめでとうございます。
中学入試は大変過酷です。受験勉強自体もそうですし、入試日程も午前入試・午後入試を連続3日間などと云うこともあります。高校入試と異なり、内申点等の基礎点もありませんから当日の一発勝負です。人気校では倍率も高く、初日から連続して結果が出ない場合も当然あり得ます。それだけに上記のように多くの方が納得のいく結果を出せたと云うのは本当に素晴らしい事です。

志望校合格が一番の目的ですが、受験には異なった側面もあります。とある教室で保護者の方からいただいた言葉をご紹介したいと思います。ご姉妹がひのきの卒業生で、ことし一番下のお嬢さんがお姉様たち同様、第一志望校に合格されたのですが、お父様が皆さんとご一緒にご来会くださり、「娘たちは受験勉強を通じて、学校とはまた異なった広い学びの世界を見ることができた。ひのきの授業から帰るたびに『今日の授業も楽しかった!』と受験勉強をとても楽しんでいた。受験を通じて娘たちの世界は大きく広がった。よくぞこんな塾に巡り合えたと思っている。」と仰っていただきました。
このエピソードを聞いたとき「わが意を得たり!」と思わず膝を打ちました。「何のために受験するのか」に対するひとつの答えがここにあります。受験は眉間にしわ寄せて暗い顔をして臨むものではありません。自らの学びの地平を広げるためにあるのです。
明日の学習に繋がる受験、それがひのきでの受験です。ひのきでの受験勉強を振り返って「面白かった」と思っていただいている方は多いのではないでしょうか。

【高校受験】
今年の中3は大変よく頑張ってくれました。都立高校の御三家、日比谷・西・国立に合格者を出し、独自問題校も戸山・青山・新宿・国分寺と続きます。また共通問題校最難関の小山台・駒場・武蔵野北にも合格者を出しました。私立では慶應義塾をはじめ、青山学院・中央大学杉並・中央大学附属・法政大学第二・桐蔭学園プログレスと難関校でも良い結果が出ています。
高校受験は内申点等、中学受験とは異なる難しさがあり、ペーパーテストの得点能力を上げれば良い、というだけではありません。この辺りの事情は日を改めてこの「ひのき通信」でもご紹介したいと思っています。

こちらでもエピソードをひとつ。年末でしたか、都立独自校を志望するある生徒から「先生、もう少し夢見ていいですか」と云う相談(?)を受けました。この生徒は中3になってからの進境著しく、こちらとしては充分現実味のある志望校だったのですが、本人にいまひとつ自信がなく、都立独自校などは夢のまた夢、と思っていたようでした。ただ1・2年のうちは単なる憧れでしかなかったものが、中3になり自分でもそれなりの手ごたえは感じるようになり、前記の「夢見てていいですか」発言になったのだと思います。私の答えは「たぶん正夢だよ」でした。「憧れ」と「夢」が受験勉強を駆動することは間違いありません。私の見立て通りこの生徒が見たのは正夢でした。

さてバトンは次の学年に渡されました。来年の受験勉強は始まっています。都立高校でスピーキングテストが導入されるなど、新しい動きも見えています。目標を高く掲げ「夢」を「正夢」にすべく、これからの1年を頑張りましょう。

ひのき進学教室 教務担当

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